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 既にご存じの話で、少々旧聞になりますが、2か月ほど前にdocomoが、オリンパスなどと共同で携帯電話の試作機を作ったとの報道がありました。 ※画像は同社の報道発表からの引用です

 



      


使われている木は、高知・四万十のヒノキ材ということです。
普通、ヒノキ材はお風呂などで心地好い香りを放つ木として有名です。
そして、そのヒノキの香り(実際にはその香りの元になるテルペン類の成分)は、ダニ退治に大変効き目があります。

そのヒノキ材を使った携帯電話機ですが、「ここに技あり!」っというわけがあります。普通のヒノキでは、この携帯は作れません。その理由は簡単、木が柔らかすぎて、このような形状を維持することができないのです。

そこで、ヒノキを圧縮するという技術で成形されています。
木を圧縮することは、昔から色んな方法でなされていました。ここで採用されているのは、「高温高圧水蒸気圧縮成形」という岐阜大学の棚橋教授らによって発明された技術です。
この技術の素晴らしさの一つとして、180度程度まで木材内部の木温?を上げるため、木の成分に変化が生じ、その結果、菌の発生を抑制する化合物が生成されるので、抗菌性が高まります。ですので、ちょっと汚い手で触っても、携帯を持つことで手のひらを洗っているというような効果が出てきます。携帯しながら滅菌してるというわけです。

それと、木の厚さを半分位までに圧縮することで、木の樹液が凝縮され、じんわりと滲みでてきます。この僅かに滲み出す成分にはツヤ出し効果があり、携帯を手に持って使えば使うほど、表面に光沢感が増します。
まるで、革製品を愛用して何とも言えない風合いが醸し出されてくる、the My-phoneという愛着が湧くような携帯になります。

化石商品ではなく、温もりある自然素材を使った携帯電話の誕生が待たれます。


蛇足ながら、私も棚橋先生のご指導などを仰ぎながら、同じ圧縮材を使って製品作りに精を出しています。

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