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有田焼きの14代酒井田柿右衛門先生がお亡く
なりになられました。

27年前、当時僕はシリアに住んでいて、隣国
トルコで日本文化週間の一環で柿右衛門焼き
の展覧会が開催されることとなり、会のキュレー
ターの知人が「鈴木くん、アンカラに1週間休暇
を取って遊びにおいで」と電話があり、上司に許
可を貰い、調子こいてノコノコと出掛けたのでした。

その前年、ダマスカスでの平山郁夫先生の展覧会
開催で知り合った彼から、会うなり、「展覧会の準
備のため、まず床掃除からね」と箒とチリトリを
渡され、1週間のアンカラ滞在は柿右衛門先生のお
弟子さん達と会場設営の作業の毎日でした^^;
お陰で、初代から歴代の柿右衛門焼きの名品を身近
で拝見出来る貴重な機会となりました^^


無事、展覧会も開幕、初日の夜、柿右衛門先生達と
一緒に中華料理を食べにでかけ、20代の陶芸ど素人の
若造の僕を、先生は隣に座ってとご指名頂きました。
毎日ただ床掃除に明け暮れただけの僕のため、先生は
これは美味いよ!といって色んな料理を自ら装ってく
ださいました。

翌朝、約束の時間にホテルのロビーに居ると、「世話に
なりました」の労いの言葉とともに手渡して下さったの
が、この作品です



若い日の貴重な時間とお話、ありがとうございました

  (合掌)

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